日常生活

映画「えんとつ町のプペル」自分のセンサーを開き、なんでもやってみよう

2021年2月5日

この記事をおすすめする人

    ・映画「えんとつ町プペル」のポエム的感想をのぞいてみたい人
    ・たいした有益性はない記事を暇つぶしに読んでみたい物好きな人

なにかと話題になっていたこの作品。

つくりかたや、売り方などその経緯にフォーカスがあたることが多いこの作品。

さもすれば、さまざまなフィルターを通し「で、どうなの?」と斜にかまえた様子で見かねないこの作品。

なるべくフラットな気持ちで、楽しもう、味わおう、という気持ちで見たこの作品。

いつもは何かを感じるセンサーを閉じて過ごしているのかもしれない。

味わって食べる食事は、いろいろな味わいを感じる。急いで食べたり、ぼーっとして食べた食事は何を食べたか翌日には覚えていない。

それと同じように、味わって見よう、思ってみるものはいろんなものが感じられる。

そして、その「味わう気持ち」に応えてくれるだけの、圧倒的な世界観がこの映画にはありました。

描かれる世界が、混沌としていながらも美しくノスタルジック。

いろいろな味わいのあるオンリーワンの世界観。

その描写の精密さと圧巻の世界観は、ただただ引力のように引き込んでゆく。

イメージ、世界観を広げていく人間の想像力ってほんとうにすごいな、とひたすらに圧倒されました。

「信じぬけ」というメッセージ

無意識のうちにみんなやってること

当たり前のこと

と思い込んで自分の頭で考えようとしていないこと

今はコロナ禍で次々と「あたりまえ」が変わっていく時代

「どうしてそうするのか」を自分の頭で考えて、行動していかないと何が正しいのかもわからない時代

むしろ「正しい」ものなんて無くて、自分の頭で考えて、自分で納得したことじゃないから、「不安」と「不満」を抱えてしまうのかもしれない。

「まわりがそうしているから」ではなく、「自分が信じること」をまっすぐ見つめるルビッチ

「そんなことできる訳ないから」と可能性を否定されてしまう今の時代に、「できる訳がないものをやってみて、できた」証明をしてくれた映画

映画の感想には否定的なものもたくさんある。

でも、それでいいと思う。

いろんな見方、考えがあること、それを自由に話せること、それこそがとても大事なことだから。

ルビッチは良くも悪くもものすごくまっすぐ

でもそんな「純粋な星をみたい気持ち」
私ももってたのかなー、と自問自答してしまう。

世の中に、社会に、あわせているうちにちょっと忘れてしまっていたかもしれない。

私たちはどこへでも泳いでいる。飛んでいける。どんな色も見ることができる。何にでもなれる。

そのまっすぐさ、やってみようという心意気

こどもたちは、いつだってそういう心の持ち主だ。
大人になるにつれて「常識」という煙に囲われて、空の星が見えなくなってきてしまうのかな〜。

でもこどもと一緒になって、やってみたいことをやり、見てみたいものを見る。

そういうことをやっていきたいと思う。

だってそれは、子育て中の今しかできないことだから。

冒頭で書いた「感じるセンサー」
こどもはいつも全開なんだと思う。

やることが多すぎる大人は、そのセンサーが開いていると、やらなきゃいけないことが終わらないから閉じるようになったんだろうな。

でも、なるべく大人もセンサーを開くようにしてこどもと一緒に、いろいろなものを見て、感じてみたいな〜と思う。

(余談だけれど武田双雲さんは著書の中で、それを「感動する力」と言っていたな〜)

とは言え実際の生活はわんぱく3歳に向かうと会った瞬間
「ゴラーーーーー!!」
と叫ぶ毎日なのだ。

なのであくまでもこれはイメージ

でもそんな気持ちも大切にしたいと思った今日

そんな自分の感覚を開くということを思い出させてくれた作品

もちろん、世の中の当たり前をもう一度見直すことだったり、
自分のやりたいことをチャレンジすることだったり、
じぶんを信じようだったり
いろんなメッセージがこの映画には込められている

私は自分のセンサーを、感覚を開こう
いろんなことを感じよう
そしてやってみよう

そういうメッセージを強く感じた映画でした!

あの圧倒的な世界観に没入できる心地よさは、映画館だからこそ。

「その世界を感じる」という意味でも、映画館でみたい映画の一つになりましたー!

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